“筑紫箏”の読み方と例文
読み方割合
つくしごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
按摩あんまはりのご用もなく、三味線も筑紫箏つくしごともまだ知らなかった時代から、ぐゎらんぐゎらんと鳴る琵琶の箱を背負うて、山坂を越えてはるばるの都まで、便宜があればこそ出て来たのであった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)