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闕腋
ふりがな文庫
“闕腋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けってき
60.0%
けつてき
20.0%
ケッテキ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けってき
(逆引き)
上着は紺色の
闕腋
(
けってき
)
で、頭には
折烏帽子
(
おりえぼし
)
を
被
(
かぶ
)
り、下には
水浅葱
(
みずあさぎ
)
色の段袋を
穿
(
は
)
くという、これはすべて岡倉覚三先生の趣味から来たものであったが
美術学校時代
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
闕腋(けってき)の例文をもっと
(3作品)
見る
けつてき
(逆引き)
今大阪に来てゐる
箏曲
(
さうきよく
)
家の鈴木鼓村氏は掘りかへされた何処かの古墳からでも這ひ出して来たやうに、相変らず
闕腋
(
けつてき
)
を着け、冠を
被
(
き
)
て平気で済ましてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
闕腋(けつてき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケッテキ
(逆引き)
ただし少数の特別の語の読み方として今までも痕跡を存している(「
新発意
(
シンボチ
)
」「
闕腋
(
ケッテキ
)
」など)。
国語音韻の変遷
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
闕腋(ケッテキ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“闕腋”の意味
《名詞》
衣服(袍)の両腋の下を縫わずに開けたままのもの。
(出典:Wiktionary)
“闕腋(
袍
)”の解説
袍(ほう)とは、日本や中国などで用いられる衣服。日本においては、朝服の上衣のひとつ。武官・幼年用の闕腋袍(けってきのほう。両わきの袖付けの下を縫い合わせない)と、文官用の縫腋袍(ほうえきのほう。袖付け下を縫い合わせる)がある。
(出典:Wikipedia)
闕
漢検1級
部首:⾨
18画
腋
漢検1級
部首:⾁
12画
“闕”で始まる語句
闕
闕下
闕所
闕乏
闕員
闕乱
闕候
闕国
闕失
闕如
“闕腋”のふりがなが多い著者
橋本進吉
高村光太郎
薄田泣菫
高村光雲