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折烏帽子
ふりがな文庫
“折烏帽子”の読み方と例文
読み方
割合
おりえぼし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おりえぼし
(逆引き)
上着は紺色の
闕腋
(
けってき
)
で、頭には
折烏帽子
(
おりえぼし
)
を
被
(
かぶ
)
り、下には
水浅葱
(
みずあさぎ
)
色の段袋を
穿
(
は
)
くという、これはすべて岡倉覚三先生の趣味から来たものであったが
美術学校時代
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
そこには
藍摺
(
あいずり
)
の
直垂
(
ひたたれ
)
に、
折烏帽子
(
おりえぼし
)
の、色の黒いやせた男が、じっと立っているのであった。その人こそ、奥方が夢にも忘れたことのない重衡であった。
現代語訳 平家物語:12 第十二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
大きな
折烏帽子
(
おりえぼし
)
が、妙に小さく見えるほど、頭も顔も大の悪僧の、鼻が
扁
(
ひらた
)
く、口が、例の
喰
(
くい
)
しばった
可恐
(
おそろ
)
しい、への字形でなく、唇を下から上へ、への字を反対に
掬
(
しゃく
)
って
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
折烏帽子(おりえぼし)の例文をもっと
(5作品)
見る
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
帽
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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