表白ヘウビヤク)” の例文
其法養の趣旨を述べるのが表白ヘウビヤクである。此も唱導と言ふが、中心は此処にない。唯、表白は祭文化、宴曲化し、美辞や警句をつらねるので、会衆に喜ばれた。
其蒲生に仕へたのは、幸若舞などによつて召されて居たらしく、早歌サウカをお国に伝授したらしい。早歌は、表白ヘウビヤクと千秋万歳の言ひ立てとから出て、幸若にも伝つてゐるのだ。