“早歌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
サウガ40.0%
ハヤウタ40.0%
サウカ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五組の踊りが作られた時代には、もう組唄から脱して、早歌サウガ連事レンジといふ形をとつて了うてゐた。謡曲の形に近づいてゐるのである。
組踊り以前 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
早歌ハヤウタ並びに唱歌サウガについては後にくり返す機会がある。
江戸歌舞妓の外輪に沿うて (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其蒲生に仕へたのは、幸若舞などによつて召されて居たらしく、早歌サウカをお国に伝授したらしい。早歌は、表白ヘウビヤクと千秋万歳の言ひ立てとから出て、幸若にも伝つてゐるのだ。