“穣”の読み方と例文
旧字:
読み方割合
みの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この已来このかた秋稼しうかに至り風雨ついでしたがひて五穀豊かにみのれり。此れすなはち誠をあらはし願をひらくこと、霊貺りやうきやう答ふるが如し。すなはおそれ、載ち惶れて以てみづかやすみするとき無し。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
若し仮に指導者の立場に立つことがあるとしたら、彼は一切の、功利的な目標をその本来の位置に引き下げ、徹頭徹尾、「美しき村」としてのゆたかなみのりをあげてみせようと思つてゐる。
荒天吉日 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)