“揉上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もみあげ50.0%
もみあ41.7%
もみあが8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敢(あへ)て註(ちう)するに及(およ)ばないが、俥(くるま)の上(うへ)で露呈(あらは)に丸髷(まるまげ)なり島田(しまだ)なりと、散切(ざんぎり)の……惡(わる)くすると、揉上(もみあげ)の長(なが)い奴(やつ)が、肩(かた)を組(く)んで、でれりとして行(ゆ)く。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
並んだ小屋は軒別に、声を振立て、手足を揉上(もみあ)げ、躍りかかって、大砲の音で色花火を撒散(まきち)らすがごとき鳴物まじりに人を呼ぶのに。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(酒だ、酒だ。疾(はや)くせい、のろま!)とぎっくり、と胸を張反(はりそ)らして、目を剥(む)く。こいつが、どろんと濁って血走ってら。ぐしゃぐしゃ見上げ皺(しわ)が揉上(もみあが)って筋だらけ。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)