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揉消
ふりがな文庫
“揉消”の読み方と例文
読み方
割合
もみけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もみけ
(逆引き)
ただ少しばかり感心しているところは偉い方のおいでを利用して事件を当局者の手で
揉消
(
もみけ
)
してしまう、そうした犯人の
悪智慧
(
わるぢえ
)
です
浴槽
(新字新仮名)
/
大坪砂男
(著)
沖の
漁火
(
いさりび
)
を袖に呼んで、胸毛がじりじりに仰天し、やあ、コン畜生、火の車め、まだ
疾
(
はえ
)
え、と鬼と組んだ横倒れ、
転廻
(
ころがりまわ
)
って
揉消
(
もみけ
)
して、
生命
(
いのち
)
に別条はなかった。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
越中守に話すことは「朱雀調べ」そのものが
揉消
(
もみけ
)
されるか、悪くするとこちらが罪せられるかもしれない。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
揉消(もみけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
揉
漢検1級
部首:⼿
12画
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“揉”で始まる語句
揉
揉手
揉上
揉合
揉込
揉烏帽子
揉事
揉立
揉潰
揉療治
“揉消”のふりがなが多い著者
大坪砂男
尾崎紅葉
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花
山本周五郎