“揉事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もめごと83.3%
もむこと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「三輪の万七親分ですよ——松さんが大夕立の中へ飛出したのが怪しいって言うそうですが、あの仲間の揉事もめごとで、雨なんぞ晴らしちゃいられなかったんですって」
「三輪の萬七親分ですよ——松さんが大夕立の中へ飛出したのが怪しいつて言ふさうですが、あの仲間の揉事もめごとで、雨なんぞ晴らしちや居られなかつたんですつて」
揉事もむことに非ず早々何處いづこへか行きて居れとしかり付いざお光殿是へ御座れとおくの一間へ喚込よびこめば女房は彌々いよ/\つのはゆべき景色けしきにて密男まをとこは七兩二分密女まをんなに相場はないつぶやきながら格子戸かうしど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)