トップ
>
揉潰
ふりがな文庫
“揉潰”の読み方と例文
読み方
割合
もみつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もみつぶ
(逆引き)
いずれも戦にかけては恐ろしく強い者等に武蔵、上野、
上総
(
かずさ
)
、
下総
(
しもうさ
)
、
安房
(
あわ
)
の諸国の北条領の城々六十余りを一月の間に
揉潰
(
もみつぶ
)
させて、小田原へ取り詰めた。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぼんやりと小さく
蹲
(
しゃが
)
んで、ト目に着くと
可厭
(
いや
)
な
臭気
(
におい
)
がする、……
地
(
つち
)
へ
打坐
(
ぶっすわ
)
ってでもいるかぐらい、ぐしゃぐしゃと
挫
(
ひしゃ
)
げたように
揉潰
(
もみつぶ
)
した形で、暗いから
判然
(
はっきり
)
せん。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それは大坂の
騒擾
(
そうじょう
)
があっけなく
揉潰
(
もみつぶ
)
されたあとのことで、その檄文も大塩の書いたものの写しだから、原文どおりであるかどうかは、わからないが、字句の裏におどっている平八郎の
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
揉潰(もみつぶ)の例文をもっと
(5作品)
見る
揉
漢検1級
部首:⼿
12画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“揉”で始まる語句
揉
揉手
揉上
揉合
揉込
揉烏帽子
揉事
揉消
揉立
揉療治
“揉潰”のふりがなが多い著者
幸田露伴
山本周五郎
泉鏡花