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表
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あらは
ふりがな文庫
“
表
(
あらは
)” の例文
こんな
歌
(
うた
)
になると、
自由
(
じゆう
)
で
浮
(
うか
)
れるような
調子
(
ちようし
)
が、ぴったりともりを
衝
(
つ
)
く
鯨船
(
くぢらぶね
)
のすばやい
動作
(
どうさ
)
を
表
(
あらは
)
すに
適當
(
てきとう
)
してゐるではありませんか。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
小學校へはひつて文字を習ひ
覺
(
おぼ
)
え、
幼
(
をさな
)
い頭にも自分の
想
(
さう
)
を
表
(
あらは
)
すことを知つて、初めて書き上げた作文に
若
(
も
)
し思ひ出が
殘
(
のこ
)
るならば
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
實を記して評論に代ふる逍遙子が趣意に漣山人の服せしを、特書して
表
(
あらは
)
しいだしゝ正直正太夫といふものあり。(國會)これを一人の傍觀者とす。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
聞
(
きか
)
れ其方共顏を上よと有しに兩人は恐る/\少し
面
(
かほ
)
を
上
(
あぐ
)
る時
駕籠
(
のりもの
)
の中より
熟々
(
つく/″\
)
と見らるゝに(此時は
所謂
(
いはゆる
)
誠心
(
せいしん
)
の
虚實
(
きよじつ
)
眞僞
(
しんぎ
)
面
(
おもて
)
に
表
(
あらは
)
るゝを見分る
緊要
(
きんえう
)
の場なりとぞ)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何枚張りといふのは、紙鳶の大きさを
表
(
あらは
)
す言葉らしい。そんなことは栄蔵は知らない。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
それをかういふふうにして、
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらは
)
す
間
(
あひだ
)
に、
外
(
そ
)
れ
易
(
やす
)
い
氣分
(
きぶん
)
を
保存
(
ほぞん
)
しようとするのが、
歌
(
うた
)
の
上
(
うへ
)
の
工夫
(
くふう
)
であります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
朱塗
(
しゆぬり
)
になし其上に
黒漆
(
くろうるし
)
を掛るは是日輪の光りに簇雲の覆し容を
表
(
あらは
)
したるにて是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けれどもこれは、
和歌
(
わか
)
ではまづ
出來
(
でき
)
ない
相談
(
そうだん
)
で、
恐
(
おそ
)
らくこの
人
(
ひと
)
が、かういふふうな
思想
(
しそう
)
の
表
(
あらは
)
し
方
(
かた
)
をする
俳句
(
はいく
)
にも、
興味
(
きようみ
)
を
持
(
も
)
つてゐたから
出來
(
でき
)
たものなのでせう。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“表”を含む語句
表面
表情
表書
表紙
表現
表象
表通
表裏
献立表
表皮
表白
華表
代表
表題
表示
表徴
表向
裏表
表店
表札
...