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さらし
ふりがな文庫
“さらし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
晒
44.1%
晒布
35.6%
晒木綿
11.9%
曬
1.7%
梟
1.7%
洗骨
1.7%
白布
1.7%
白晒布
1.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晒
(逆引き)
あくる日、千日前で「海女の実演」という見世物小屋にはいり、海女の白い足や
晒
(
さらし
)
を巻いた胸のふくらみをじっと見つめていた。
放浪
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
さらし(晒)の例文をもっと
(26作品)
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晒布
(逆引き)
私は其日、
晒布
(
さらし
)
の袖無を着て帯も締めず、黒股引に草履を穿いて、額の汗を腕で拭き/\、新家の門と筋向になつた或駄菓子屋の店先に立つてゐた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さらし(晒布)の例文をもっと
(21作品)
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晒木綿
(逆引き)
継母のおまんは半蔵のために
青地
(
あおじ
)
の
錦
(
にしき
)
の守り袋を縫い、妻のお民は
晒木綿
(
さらし
)
の胴巻きなぞを縫ったが、それを見る半蔵の胸にはなんとなく前途の思いがおごそかに迫って来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さらし(晒木綿)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
曬
(逆引き)
「五日。(八月。)雨。常徳院様御三十五日御当日に付、御遺物頂戴被仰付。如左。
金巾
(
かなきん
)
御紋付御小袖一つ、
曬
(
さらし
)
御紋付一つ、
為別段
(
べつだんとして
)
唐桟御袴地一つ、唐更紗御布団地一つ、計四品、於御納戸頂戴。」常徳院は正寧の
法諡
(
はふし
)
である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
さらし(曬)の例文をもっと
(1作品)
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梟
(逆引き)
首が晒されているのです。つまり、生きた人間を縛って
曝
(
さら
)
す代りに、人間の首を切って、そうしてそれを
梟
(
さらし
)
にかけました。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さらし(梟)の例文をもっと
(1作品)
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洗骨
(逆引き)
……あたしの
郷里
(
くに
)
では、人が死ぬとお
洗骨
(
さらし
)
ということをするン。あッさりと埋めといて、早く骨になるのを
昆虫図
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
さらし(洗骨)の例文をもっと
(1作品)
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白布
(逆引き)
この家老も、
微傷
(
びしょう
)
を負った事を示すように、左の手首を
白布
(
さらし
)
で巻いていたが、何となくそれが
可笑
(
おかし
)
く見えて、顔つきと手頸の繃帯がうつろわない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらし(白布)の例文をもっと
(1作品)
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白晒布
(逆引き)
裾
(
すそ
)
も短い、
白晒布
(
さらし
)
のよごれぬいた着物ひとえに、
手甲
(
てっこう
)
脚絆
(
きゃはん
)
をつけ、素足にわらんじを
穿
(
は
)
いた——
大人
(
おとな
)
かと思えば大人でもなく、子供かと思えば子供でもない男が——虚空へ向って身を仰向け
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらし(白晒布)の例文をもっと
(1作品)
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“さらし”の意味
《動詞》
「さらす」の連用形。
《名詞》
(連用形名詞化)さらすこと。
【晒】木綿・あさなどの布をぬらして、白くした物。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さら
ざら
さらさ
さらす
わら
サラ
ざらし
更紗
さらしもめん
かけ