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さらしもめん
ふりがな文庫
“さらしもめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
晒木綿
96.4%
曝木綿
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晒木綿
(逆引き)
お千代は袖のない
晒木綿
(
さらしもめん
)
の肌着をさえ脱捨てていつも膝位しかない短い腰巻一つでごろごろしている。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
銘仙
(
めいせん
)
以上のものはないとしても、いつとなくたまった着物はみな娘らしくはでなものが多かった。まだ新しい
晒木綿
(
さらしもめん
)
のはんぱや、つぎのあたった古い
足袋
(
たび
)
も入っていた。
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
さらしもめん(晒木綿)の例文をもっと
(27作品)
見る
曝木綿
(逆引き)
彼
(
かれ
)
はそれを四つに
裂
(
さ
)
いて、
醫者
(
いしや
)
がしたやうに
白
(
しろ
)
い
練藥
(
ねりぐすり
)
を
腿
(
もゝ
)
の
上
(
うへ
)
でガーゼへ
塗
(
ぬ
)
つて、
卯平
(
うへい
)
の
横頬
(
よこほゝ
)
へ
貼
(
は
)
つた
曝木綿
(
さらしもめん
)
でぐる/\と
卷
(
ま
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
勘次
(
かんじ
)
はふいと
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
して
暫
(
しばら
)
く
經
(
た
)
つて
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た
時
(
とき
)
には
手
(
て
)
に
白
(
しろ
)
い
曝木綿
(
さらしもめん
)
の
古新聞紙
(
ふるしんぶんがみ
)
の
切端
(
きれはし
)
に
包
(
つゝ
)
んだのを
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「どうしたおとつゝあ、
藥
(
くすり
)
貼
(
は
)
つてちつたよかねえけ」
彼
(
かれ
)
は
復
(
また
)
白
(
しろ
)
い
曝木綿
(
さらしもめん
)
を
見
(
み
)
ていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
さらしもめん(曝木綿)の例文をもっと
(1作品)
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