曝木綿さらしもめん)” の例文
かれはそれを四つにいて、醫者いしやがしたやうにしろ練藥ねりぐすりもゝうへでガーゼへつて、卯平うへい横頬よこほゝつた曝木綿さらしもめんでぐる/\といた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじはふいとしてしばらつてかへつてときにはしろ曝木綿さらしもめん古新聞紙ふるしんぶんがみ切端きれはしつゝんだのをつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうしたおとつゝあ、くすりつてちつたよかねえけ」かれまたしろ曝木綿さらしもめんていつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)