“曬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さら50.0%
ざら33.3%
さらし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ちゞみはくぢらざし三丈を定尺とす)うみはじむるよりおりおろしさらしあげてたんになすまでの苦心労繁くしんらうはんおもひはかるべし。
なんて教えてくだすッたんだけど、まさか、こんな洗いざらした着物五拾銭も借さないでしょうのに、私とてもさびしくなってしまった
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
「五日。(八月。)雨。常徳院様御三十五日御当日に付、御遺物頂戴被仰付。如左。金巾かなきん御紋付御小袖一つ、さらし御紋付一つ、為別段べつだんとして唐桟御袴地一つ、唐更紗御布団地一つ、計四品、於御納戸頂戴。」常徳院は正寧の法諡はふしである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)