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曬
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さら
ふりがな文庫
“
曬
(
さら
)” の例文
(ちゞみはくぢらざし三丈を定尺とす)
績
(
うみ
)
はじむるより
織
(
おり
)
おろし
曬
(
さら
)
しあげて
端
(
たん
)
になすまでの
苦心労繁
(
くしんらうはん
)
おもひはかるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
曬
(
さら
)
した
古法帖
(
こほうじょう
)
の上に大きな
馬蠅
(
うまばえ
)
が飛んで来たので、老人は立って追いながら、「
過
(
あやまち
)
を改むるに
憚
(
はばか
)
ること
勿
(
なか
)
れ。若い時の事はどうもいたし方がない。人間の善悪はむしろ晩節にあるのだよ。」
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それでいて二人共に、
高座
(
こうざ
)
に顔を
曬
(
さら
)
すことを
憚
(
はばか
)
らなかったのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
是
(
こ
)
は
天然
(
てんねん
)
に
阴阳
(
いんやう
)
の
気運
(
きうん
)
に
属
(
しよく
)
する所ならんか。
件
(
くだん
)
の
如
(
ごと
)
く雪中に糸となし、雪中に
織
(
お
)
り、雪水に
洒
(
そゝ
)
ぎ、雪上に
曬
(
さら
)
す。雪ありて
縮
(
ちゞみ
)
あり、されば越後縮は雪と人と
気力
(
きりよく
)
相半
(
あひなかば
)
して
名産
(
めいさん
)
の名あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
縮
(
ちゞみ
)
を
曬
(
さら
)
す
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
曬
漢検1級
部首:⽇
23画
“曬”を含む語句
曬屋
業曬