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『放浪』
ふりがな文庫
『
放浪
(
ほうろう
)
』
身に覚えないとは言わさぬ、言うならば言うてみよ、大阪は二ツ井戸「まからんや」呉服店の番頭は現糞のわるい男、言うちゃわるいが人殺しであると、在所のお婆は順平にいいきかせた。 ——「まからんや」は月に二度、疵ものやしみつきや、それから何じゃかや …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文學界 第七年第五号」文藝春秋、1940(昭和15)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約48分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大人
(
おと
)
滑稽
(
おちょけ
)
例
(
いつ
)
舞
(
まわ
)
黄
(
きいろ
)
吩咐
(
いいつけ
)
音無
(
おとな
)
退
(
ひ
)
奇体
(
けったい
)
負目
(
ひけめ
)
晒
(
さらし
)
河豚
(
てつ
)
菓物
(
あかもん
)
繊維
(
すじ
)
法被
(
はっぴ
)
蝨
(
しらみ
)
継子
(
ままこ
)
登席
(
あが
)
現糞
(
げんくそ
)
一
(
ひと
)
早熟
(
ませ
)
家
(
うち
)
売屋
(
ばいや
)
周章
(
あわ
)
他処
(
よそ
)
題名が同じ作品
放浪
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)