“晒者”の読み方と例文
読み方割合
さらしもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青物屋のねぎは日に光つた。りんのやうに光つた。湯村は晒者さらしものになつたやうに思つて蒼白い額を両手におさへた。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
例へば極最近に至つても上海梨園の某名優が某大官の夫人と通じたことが發覺して、數日街上に晒者さらしものの刑に處せられたと云ふ新聞記事を十數年前に讀んだことさへある。
人をんだ犬を晒者さらしものにする刑罰があるかと思えば、ローマの十二表法には、四足獣が傷害をなしたときは、その所有者は賠償をなすかまたは行害獣を被害者に引渡して
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)