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野晒
ふりがな文庫
“野晒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のざら
54.5%
のざらし
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のざら
(逆引き)
彫りも見ごと、
啖呵
(
たんか
)
も見事、背いちめんの
野晒
(
のざら
)
し彫りに、ぶりぶりと筋肉の波を打たせて、ぐいと大きくあぐらを
掻
(
か
)
きました。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「よくごらんなされ、ここが——」と十左衛門は杖で地面を打った、「ここが七十郎の
死躰
(
したい
)
を捨てたところです、七十郎はここで、
野晒
(
のざら
)
しになったのですぞ」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
野晒(のざら)の例文をもっと
(6作品)
見る
のざらし
(逆引き)
みちのく以来の、純で野性な若人たちも、あらましは戦場の
野晒
(
のざらし
)
と化し去って、残るは少なく、多くは、以後の部下だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さながら
野晒
(
のざらし
)
の
肋骨
(
あばらぼね
)
を組合わせたように、
曝
(
さ
)
れ古びた、正面の閉した格子を透いて、向う峰の明神の森は小さな堂の屋根を包んで、街道を中に、石段は高いが、あたかも、ついそこに掛けた
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
野晒(のざらし)の例文をもっと
(5作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
晒
漢検準1級
部首:⽇
10画
“野晒”で始まる語句
野晒悟助
検索の候補
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辻潤
吉川英治
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