“年立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
としたち33.3%
としだて33.3%
トシダテ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふ今日けふはとおもちながら、なほ其事そのことおよばずして過行すぎゆく、年立としたちかへるあしたより、まつうちぎなばとおもひ、まつとりつれば十五にちばかりのほどにはとおもふ、二十日はつかぎて一げつむなしく
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
若し此年立としだてにして誤らぬならば、樵山が経を伊沢氏に講じた月日は、羽沢時代より青山時代に及んでゐる筈である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
記録の年立トシダテに随ふなら、神武以前の物語をする事になる。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)