“過行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すぎゆ66.7%
すぎゆき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身体(からだ)黒く足赤きが眼前をよぎり候あと、またひらひらと群集左右より寄せ合うて、両側に別れたる路を塞(ふさ)ぎ候時、その過行(すぎゆ)きし方(かた)を打眺(うちなが)め候へば、彼(か)の怪物の全体は
凱旋祭 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
今日(けふ)は今日(けふ)はと思(おも)ひ立(た)ちながら、猶(なほ)其事(そのこと)に及(およ)ばずして過行(すぎゆ)く、年立(としたち)かへる朝(あした)より、松(まつ)の内(うち)過(す)ぎなばと思(おも)ひ、松(まつ)とり捨(す)つれば十五日(にち)ばかりの程(ほど)にはとおもふ、二十日(はつか)も過(す)ぎて一月(げつ)空(むな)しく
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
送(おく)りしに夫(をつと)の忌日(きにち)もいつしか八年跡の空(そら)とぞ過行(すぎゆき)ける道之助今年(ことし)十歳に成けるに親は無とも子は育(そだ)つとやら母の手一ツに育(そだ)て揚(あげ)たる子ながらも生(うま)れ付ての發明者(はつめいもの)殊(こと)に幼稚(いとけな)き心にも母が心盡(こゝろづく)しの程を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)