“溢出”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はみだ63.6%
いっしゅつ18.2%
はみで18.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“溢出”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
濡れに寄るにも、袖によるにも、洋杖ステッキ溢出はみだしますから、くだん牛蒡丸抜安ごぼうまるぬきやすです。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と太い声で、右の洋冊ようしょを横縦に。その鉄壺眼かなつぼまなこで……無論読めない。貫目を引きつつ、膝のめりやすを溢出はみださせて、
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
満ち足りた沈黙に次いで溢出いっしゅつがやってきた。
文はたゞ誠意溢出いっしゅつするをたっとぶと為し、又洪武六年九月には、みことのりして公文に対偶文辞たいぐうぶんじを用いるを禁じ、無益の彫刻藻絵そうかいを事とするをとどめたるが如き
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
処で、火気は当るまいが、溢出はみでようが、皆引掴ひッつかんで頬張る気だから、二十ばかり初茸はつたけを一所に載せた。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
女房がまた、背筋や袖をしなり、くなり、自由にまれながら、どうだい頬辺ほっぺたと膝へ、道士、逸人の面を附着くッつけたままで、口絵の色っぽい処を見せる、ゆうぜんが溢出はみでるなぞは、地獄変相、極楽、いや天国変態の図だ。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)