“舟遊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふなあそび40.0%
しゅうゆう40.0%
ふねあそび20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはその一載間さいかんの詩を読んで、事の間接に蘭軒に関するものあるを見出した。それは文化甲子七月九日の墨田川舟遊ふなあそびの記を補ふべき事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
私は「恵那峡舟遊しゅうゆう案内」と見較みくらべ見較べ、いそがしい、いそがしい。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
叔父さんはもとより御存じでしょう、御祖父さんが昔の通人のした月見の舟遊ふねあそびを実際にやった話を。僕は母から二三度聞かされた事があります。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)