“酒桶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかおけ50.0%
さかをけ16.7%
さけおけ16.7%
コガ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいつは毎日、酒桶さかおけになって、揚子江の船着ふなつきという船着きを売り歩いておりますから、およそ船頭仲間のことなら何でも耳にしておりますでな
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かのまろがされし酒桶さかをけのなかに入りて
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
秋になるより里の酒桶さけおけ
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ワシは燗徳にマヽ酒が残つてをつてさへ、気にかゝつて寝られないのに、何と酒屋は横着な、六尺の酒桶コガを並べといて平気でゐられたもんだ、——酒に『おあづけ』はない!
行乞記:04 (三) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)