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酒桶
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さかおけ
ふりがな文庫
“
酒桶
(
さかおけ
)” の例文
こいつは毎日、
酒桶
(
さかおけ
)
を
担
(
にな
)
って、揚子江の
船着
(
ふなつ
)
きという船着きを売り歩いておりますから、およそ船頭仲間のことなら何でも耳にしておりますでな
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
河には山から
筏
(
いかだ
)
が流れて来た。
何処
(
どこ
)
かの
酒庫
(
さかぐら
)
からは
酒桶
(
さかおけ
)
の輪を叩く音が聞えていた。その日婦人はまた旅へ出ていった。
赤い着物
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
白龍は、
舟夫
(
かこ
)
の手をかりて、二
荷
(
か
)
の
酒桶
(
さかおけ
)
をおろしていた。そして女のすべても連れて行って、砂丘のほとりに休んでいる将士に酒をすすめ廻った。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽