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孤愁
ふりがな文庫
“孤愁”の読み方と例文
読み方
割合
こしゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こしゅう
(逆引き)
憮然
(
ぶぜん
)
として腕を組んだ栄三郎の前に、
番
(
つがい
)
を破られて一つ残った坤竜丸が
孤愁
(
こしゅう
)
を
託
(
かこ
)
つもののごとく置かれてあるのを見すえている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
(子は
母乳
(
ちち
)
が出ないで泣いている。妻は、
孤愁
(
こしゅう
)
に痩せている。そういう犠牲をつくってまで、自分の本分を満足させる。それでよいか、父として、人間として)
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私はその後、よく旅先の宿屋の部屋の
孤愁
(
こしゅう
)
の中で、このときの女のことを思いだしたものだった。
二十七歳
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
孤愁(こしゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“孤愁”の意味
《名詞》
孤独でいることの寂しい思い。
(出典:Wiktionary)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
愁
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤寂
“孤愁”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
坂口安吾
小川未明