“孤愁”の読み方と例文
読み方割合
こしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憮然ぶぜんとして腕を組んだ栄三郎の前に、つがいを破られて一つ残った坤竜丸が孤愁こしゅうかこつもののごとく置かれてあるのを見すえている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
(子は母乳ちちが出ないで泣いている。妻は、孤愁こしゅうに痩せている。そういう犠牲をつくってまで、自分の本分を満足させる。それでよいか、父として、人間として)
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私はその後、よく旅先の宿屋の部屋の孤愁こしゅうの中で、このときの女のことを思いだしたものだった。
二十七歳 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)