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水子
ふりがな文庫
“水子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みづこ
33.3%
すいし
11.1%
かこ
11.1%
みずこ
11.1%
みずご
11.1%
みづご
11.1%
カコ
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みづこ
(逆引き)
目鼻だちの何處やらが
水子
(
みづこ
)
にて亡せたる總領によく似たりとて、今はなき人なる地主の
内儀
(
つま
)
に可愛がられ、はじめはお大盡の旦那と尊びし人を、父上と呼ぶやうに成りしは其身の
幸福
(
しやわせ
)
なれども
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
水子(みづこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すいし
(逆引き)
「
曇華
(
どんげ
)
水子
(
すいし
)
、文化八年
辛未
(
しんび
)
閏
(
じゅん
)
二月十四日」とあるのも、
並
(
ならび
)
に皆允成の
女
(
むすめ
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
水子(すいし)の例文をもっと
(1作品)
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かこ
(逆引き)
日に一度は川口の船屋敷へ出張して
上荷
(
あげに
)
積荷の宰領をしていたが、夏も終って、川口に
白々
(
しらしら
)
と秋波が立つ頃になると、
船溜
(
ふなだめ
)
にいる船頭や
水子
(
かこ
)
が、このごろ谷津の
斜面
(
なぞえ
)
にあるお邸の
高楼
(
たかどの
)
に、一晩中
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水子(かこ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
みずこ
(逆引き)
坐相撲
(
すわりずもう
)
の
噺
(
はなし
)
、体操、音楽の
噂
(
うわさ
)
、取締との議論、
賄方
(
まかないかた
)
征討の義挙から、試験の模様、落第の
分疏
(
いいわけ
)
に至るまで、
凡
(
およ
)
そ偶然に
懐
(
むね
)
に浮んだ事は、月足らずの
水子
(
みずこ
)
思想
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
水子(みずこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みずご
(逆引き)
予はただ、
水子
(
みずご
)
ほどの怪しげなものが、幾つとなく群って、姫君の身のまわりに
蠢
(
うごめ
)
いているのを眺めただけじゃ。が、それを見ると共に、夢の中ながら予は悲しゅうなって、声を惜まず泣き叫んだ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
水子(みずご)の例文をもっと
(1作品)
見る
みづご
(逆引き)
ロミオ
今
(
いま
)
ヂュリエットと
被言
(
おしゃ
)
ったの?
姫
(
ひめ
)
は
何
(
なん
)
としてぢゃ?
姫
(
ひめ
)
は
予
(
わし
)
を
二人
(
ふたり
)
が
中
(
なか
)
の
歡樂
(
くわんらく
)
の
其
(
その
)
水子
(
みづご
)
を
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
水子(みづご)の例文をもっと
(1作品)
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カコ
(逆引き)
平戸侯の参覲には、
水子
(
カコ
)
として、船役を命ぜられた。町人の代表階級なる、浦人が徴発せられる公役の船方なのを見ても、漁業は副業として発達したものなのが訣る。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
水子(カコ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“水子”の解説
水子(みずこ)は、生まれてあまり日のたたない子、あかごのこと。特に夭折した新生児や流産または人工妊娠中絶により死亡した胎児のことを指す。泡子とも。水子という呼び名は、生まれて間もなく海に流された日本神話の神・水蛭子より転じたものとされる。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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ウィリアム・シェークスピア
樋口一葉
二葉亭四迷
久生十蘭
森鴎外
折口信夫
芥川竜之介