“みづこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水子50.0%
嬰児16.7%
稚子16.7%
赤児16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目鼻(めはな)だちの何處(どこ)やらが水子(みづこ)にて亡(う)せたる總領(そうりやう)によく似(に)たりとて、今(いま)はなき人(ひと)なる地主(ぢぬし)の内儀(つま)に可愛(かあい)がられ、はじめはお大盡(だいじん)の旦那(だんな)と尊(たつと)びし人(ひと)を、父上(ちゝうへ)と呼(よ)ぶやうに成(な)りしは其身(そのみ)の幸福(しやわせ)なれども
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
物言はぬ嬰児(みづこ)を失ひても心狂ふは母の情、それを行末長き齢に、君とは故も無くて別れまゐらせ、可愛き盛りに幼児(をさなき)を見棄てつる悲しさは如何ばかりと覚す、されど斯ばかりの悲しさをも
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
孫一といふのは、竹丸の兄で、生れて一ヶ月經たぬ中に亡(なくな)つた稚子(みづこ)である。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
これに我が心も定まりたれば、それよりはひとしほ心を入れて、我は和子の春雄様を手なつけしに。やうやう喰ひ初め過ぎの赤児(みづこ)ながら、いつしか我が手心を覚へてや。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)