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船子
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かこ
ふりがな文庫
“
船子
(
かこ
)” の例文
川尻
(
かわじり
)
が近づいたと聞いた時に船中の人ははじめてほっとした。例の
船子
(
かこ
)
は「
唐泊
(
からどまり
)
より川尻押すほどは」と
唄
(
うた
)
っていた。荒々しい彼らの声も身に
沁
(
し
)
んだ。
源氏物語:22 玉鬘
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
船子
(
かこ
)
よ船子よ
疾風
(
はやち
)
のなかに帆を張ると死ぬがごとくに叫ぶ船子等よ
樹木とその葉:03 島三題
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
やとさけぶ
船子
(
かこ
)
の聲にしおどろけばうなづら黒み風來るなり
樹木とその葉:03 島三題
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“船”で始まる語句
船
船橋
船室
船首
船頭
船渠
船長
船尾
船乗
船暈