“人欲”の読み方と例文
読み方割合
じんよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道心は人心じんしんのその正を得たる心と王陽明おうようめいは説いたが、せいを得るとは、人欲じんよくのまざらないところで、つまらぬ感情のなきをいうところであると思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
〔譯〕眞己しんこを以て假己かこつ、天理なり。身我しんがを以て心我をがいす、人欲じんよくなり。
呼呵あゝ淺猿あさましきは人欲じんよくなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)