“柳町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やなぎちょう70.0%
やなぎまち20.0%
やなぎちやう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小石川区内では○植物園門前の小石川○柳町やなぎちょうさす谷町やちょう辺の溝○竹島町たけしまちょうの人参川○音羽おとわ久世山くぜやま崖下の細流○音羽町西側雑司ぞうしより関口台町せきぐちだいまち下を流れし弦巻川つるまきがわ
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其の前は常磐橋ときわばし御門から道三橋どうさんばしの近辺を柳町やなぎまちといって、又鎌倉河岸に十四五軒あって、麹町こうじまちにもあり、方々にちらばって居たのを、今の吉原へ一纒ひとまとめにしたので、吉原というのは
とおだいと云ふ裏町のお師匠さんが、柳町やなぎちやうの或寄席よせの前のきたない床屋から往來へ聲をかける。
絶望 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)