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一纒
ふりがな文庫
“一纒”の読み方と例文
読み方
割合
ひとまと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとまと
(逆引き)
富森助右衛門が、帯に入れる鎖、呼笛、鎖鉢巻、合印の布などの
一纒
(
ひとまと
)
めにしたのを、配って歩いた。そして、吉右衛門の前へくると
寺坂吉右衛門の逃亡
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
柿の葉をカシワに用いるなどはその一つであり、またこの供物ばかりは散乱を慎んで、
一纒
(
ひとまと
)
めにしてこれを流すというのにも意味があろう。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やがて
一纒
(
ひとまと
)
めにされて、明智勢の手で
拉
(
らっ
)
し去られた女たちの中には、
阿能局
(
おのうのつぼね
)
なる女性はいなかった。ほとんど奥仕えの侍女や
雑婢
(
ぞうひ
)
たちに過ぎない。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一纒(ひとまと)の例文をもっと
(7作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一纒”のふりがなが多い著者
直木三十五
三遊亭円朝
柳田国男
夏目漱石
吉川英治