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坐
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そゞろ
ふりがな文庫
“
坐
(
そゞろ
)” の例文
父母
(
ちゝはゝ
)
のおん為に。経の
偈文
(
げもん
)
を
謄写
(
かきうつ
)
して。前なる山川におし流し。春は花を
手折
(
たをり
)
て。仏に
手向
(
たむけ
)
奉り。秋は入る月に
嘯
(
うそぶき
)
て。
坐
(
そゞろ
)
に
西天
(
にしのそら
)
を
恋
(
こふ
)
めり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
先刻
(
さつき
)
汽動車を下りてから間もなく、野道の十字點で見た小學兒童の
群
(
むれ
)
は
何處
(
どこ
)
へ行つたかと、小池は
坐
(
そゞろ
)
に
背後
(
うしろ
)
を振り返らずにゐられなかつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
是は頗る榛軒当時の境界を窺ふに足る作で、此詩と
曾能子
(
そのこ
)
刀自の記憶する一話とを対照するときは、人をして
坐
(
そゞろ
)
に榛軒の畏敬すべきを覚えしむるのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
盛りじや花に
坐
(
そゞろ
)
浮法師ぬめり妻
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“坐”を含む語句
跪坐
坐睡
居坐
御坐
正坐
胡坐
対坐
連坐
静坐
大湯坐
打坐
湯坐
對坐
大胡坐
端坐
趺坐
坐蒲団
安坐
兀坐
横坐
...