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正坐
ふりがな文庫
“正坐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいざ
33.3%
すわ
33.3%
かしこま
16.7%
しょうざ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいざ
(逆引き)
ベッドの上に
正坐
(
せいざ
)
して首をひねり、真剣に句を案じていたが、けさ、やっとまとまったそうで、十句ばかり
便箋
(
びんせん
)
に書きつらねたのを、同室の僕たちに
披露
(
ひろう
)
した。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
正坐(せいざ)の例文をもっと
(2作品)
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すわ
(逆引き)
私は部屋の隅の方へチョコナンと
正坐
(
すわ
)
りどんなことをするかと見ておりますと、やがて、お袋さんが
地
(
じ
)
を
弾
(
ひ
)
き出すと、その若い男の弟子が立って踊り出した。
幕末維新懐古談:20 遊芸には縁のなかったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
正坐(すわ)の例文をもっと
(2作品)
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かしこま
(逆引き)
お政は学問などという
正坐
(
かしこま
)
ッた事は虫が好かぬが、
愛
(
いと
)
し娘の
為
(
し
)
たいと思ッて
為
(
す
)
る事と、そのままに打棄てて置く内、お勢が小学校を卒業した頃、隣家の娘は芝辺のさる私塾へ入塾することに成ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
正坐(かしこま)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しょうざ
(逆引き)
山林
家
(
いえ
)
蔵
(
くら
)
椽
(
えん
)
の下の
糠味噌瓶
(
ぬかみそがめ
)
まで譲り受けて村
中
(
じゅう
)
寄り合いの席に
肩
(
かた
)
ぎしつかせての
正坐
(
しょうざ
)
、片腹痛き世や。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
正坐(しょうざ)の例文をもっと
(1作品)
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“正坐”の意味
《名詞》
正 坐(せいざ)
日本の伝統的な、正しい姿勢での座り方。脚を折り畳んで、すねを床につけ、臀部をかかとの上に載せ、背筋を伸ばして座る。
(出典:Wiktionary)
“正坐(
正座
)”の解説
正座(正坐、せいざ)は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方、特に膝を揃えて畳んだ座法(屈膝座法)である。部屋では履物を脱ぎ、畳に座る日本人の伝統的な生活文化の一形態である。
(出典:Wikipedia)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行
“正坐”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
高村光雲
幸田露伴
萩原朔太郎
太宰治