トップ
>
正坐
>
せいざ
ふりがな文庫
“
正坐
(
せいざ
)” の例文
ベッドの上に
正坐
(
せいざ
)
して首をひねり、真剣に句を案じていたが、けさ、やっとまとまったそうで、十句ばかり
便箋
(
びんせん
)
に書きつらねたのを、同室の僕たちに
披露
(
ひろう
)
した。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
彼はいつも和服——特に
浴衣
(
ゆかた
)
を好んだ——を着、
畳
(
たたみ
)
の上に
正坐
(
せいざ
)
し、日本の
煙管
(
きせる
)
で
刻煙草
(
きざみたばこ
)
を
詰
(
つ
)
めて吸ってた。食事も米の飯に
味噌汁
(
みそしる
)
、野菜の
漬物
(
つけもの
)
や
煮魚
(
にざかな
)
を食い、夜は二三合の日本酒を
晩酌
(
ばんしゃく
)
にたしなんだ。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
「わかっているじゃないか。」と言って、越後獅子はきちんと
正坐
(
せいざ
)
し
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“正坐”の意味
《名詞》
正 坐(せいざ)
日本の伝統的な、正しい姿勢での座り方。脚を折り畳んで、すねを床につけ、臀部をかかとの上に載せ、背筋を伸ばして座る。
(出典:Wiktionary)
“正坐(
正座
)”の解説
正座(正坐、せいざ)は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方、特に膝を揃えて畳んだ座法(屈膝座法)である。部屋では履物を脱ぎ、畳に座る日本人の伝統的な生活文化の一形態である。
(出典:Wikipedia)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行