“せいざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
星座27.8%
静坐27.8%
静座16.7%
正坐11.1%
正座5.6%
靜坐5.6%
靜座5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒板(こくばん)につるした大きな黒い星座(せいざ)の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯(ぎんがたい)のようなところを指(さ)しながら、みんなに問(と)いをかけました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「半蔵、」と吉左衛門は床の上に静坐(せいざ)しながら話しつづけた。「この先、江戸もどうなろう。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それからモー四百余年(よねん)、私(わたくし)の境涯(きょうがい)はその間(あいだ)に幾度(いくど)も幾度(いくど)も変(かわ)りましたが、しかし私(わたくし)は今(いま)も尚(な)おその時(とき)戴(いただ)いた御鏡(みかがみ)の前(まえ)で静座(せいざ)黙祷(もくとう)をつづけて居(お)るのでございます。
彼はいつも和服——特に浴衣(ゆかた)を好んだ——を着、畳(たたみ)の上に正坐(せいざ)し、日本の煙管(きせる)で刻煙草(きざみたばこ)を詰(つ)めて吸ってた。食事も米の飯に味噌汁(みそしる)、野菜の漬物(つけもの)や煮魚(にざかな)を食い、夜は二三合の日本酒を晩酌(ばんしゃく)にたしなんだ。
源四郎は、ただハッハッと返事(へんじ)をしながら、なおせっせと掃除(そうじ)をやってる。老人(ろうじん)は表座敷(おもてざしき)のいろりばたに正座(せいざ)して、たばこをくゆらしながら門のほうを見てる。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
靜坐(せいざ)するに堪(た)へなく成(な)つて、急(きふ)に衝(つ)と立(た)つと、頭(あたま)がふら/\としてドンと尻(しり)もちをついて、一人(ひとり)で苦笑(くせう)した。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
當時(とうじ)著者(ちよしや)は大學(だいがく)に於(お)ける卒業試驗(そつぎようしけん)の準備中(じゆんびちゆう)でつて、机(つくゑ)に向(むか)つて靜座(せいざ)してゐたが、地震(ぢしん)の初期微動(しよきびどう)に於(おい)て既(すで)に土壁(どへき)が龜裂(きれつ)しきれ/″\になつて落(お)ちて來(く)るので、自(みづか)ら室(しつ)の中央部(ちゆうおうぶ)まで動(うご)いたけれども
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)