“しやうざ”の漢字の書き方と例文
語句割合
正座100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めてこの下宿の食卓に就いた日から、おれはなぜだか正座しやうざへ据ゑられた。そして下宿の主人夫婦がおれを四人の女に紹介した。その中にキキイも居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
たゞ一人ひとり巫女くちよせ彼等かれら特有とくいう態度たいどたもつて正座しやうざつて、何時いつでもはなさない荷物にもつまへいてしやんとすわつてるのであつた。おもてには村落むらものやうやえて土間どまから座敷ざしきあがものもあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)