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静座
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せいざ
ふりがな文庫
“
静座
(
せいざ
)” の例文
旧字:
靜座
氏は毎朝、六時に起きて、家族と共に朝飯前に、
静座
(
せいざ
)
して聖書と
仏典
(
ぶってん
)
の研究を
交
(
かわ
)
る
交
(
がわ
)
るいたして
居
(
お
)
ります。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
それからモー四百
余年
(
よねん
)
、
私
(
わたくし
)
の
境涯
(
きょうがい
)
はその
間
(
あいだ
)
に
幾度
(
いくど
)
も
幾度
(
いくど
)
も
変
(
かわ
)
りましたが、しかし
私
(
わたくし
)
は
今
(
いま
)
も
尚
(
な
)
おその
時
(
とき
)
戴
(
いただ
)
いた
御鏡
(
みかがみ
)
の
前
(
まえ
)
で
静座
(
せいざ
)
黙祷
(
もくとう
)
をつづけて
居
(
お
)
るのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
台徳公の
面影
(
おもかげ
)
のあると言わるる年若な将軍は、
小御所
(
こごしょ
)
の方でも粛然と威儀正しく
静座
(
せいざ
)
せられたというが、すべてこれらのことは当時の容易ならぬ形勢を語っていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私達
(
わたくしたち
)
とて
矢張
(
やは
)
り
御神前
(
ごしんぜん
)
に
静座
(
せいざ
)
して、
心
(
こころ
)
に
天照大御神様
(
あまてらすおおみかみさま
)
の
御名
(
みな
)
を
唱
(
とな
)
え、
又
(
また
)
八百万
(
やおよろず
)
の
神々
(
かみがみ
)
にお
願
(
ねが
)
いして、できる
丈
(
だけ
)
きたない
考
(
かんが
)
えを
払
(
はら
)
いのける
事
(
こと
)
に
精神
(
こころ
)
を
打
(
う
)
ち
込
(
こ
)
むのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
終日
静座
(
せいざ
)
。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
主
(
おも
)
なる
仕事
(
しごと
)
は
矢張
(
やは
)
り
御神前
(
ごしんぜん
)
に
静座
(
せいざ
)
して
精神統一
(
せいしんとういつ
)
をやるのでございますが、ただ
合間
(
あいま
)
合間
(
あいま
)
に
私
(
わたくし
)
はよく
室外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
て、
四辺
(
あたり
)
の
景色
(
けしき
)
を
眺
(
なが
)
めたり、
鳥
(
とり
)
の
声
(
こえ
)
に
耳
(
みみ
)
をすませたりするようになりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“静”で始まる語句
静
静寂
静謐
静粛
静止
静々
静脈
静岡
静坐
静御前