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静粛
ふりがな文庫
“静粛”のいろいろな読み方と例文
旧字:
靜肅
読み方
割合
せいしゅく
72.4%
しずか
6.9%
しとやか
6.9%
しん
3.4%
じっ
3.4%
ぢつ
3.4%
ひつそり
3.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいしゅく
(逆引き)
その
軍隊
(
ぐんたい
)
はきわめて
静粛
(
せいしゅく
)
で
声
(
こえ
)
ひとつたてません。やがて
老人
(
ろうじん
)
の
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
るときに、
青年
(
せいねん
)
は
黙礼
(
もくれい
)
をして、ばらの
花
(
はな
)
をかいだのでありました。
野ばら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
静粛(せいしゅく)の例文をもっと
(21作品)
見る
しずか
(逆引き)
「たしかに打たれました。けれど春子様、朝田は何時も
静粛
(
しずか
)
で酒も何にも呑まないで、少しも理窟を申しませんからお互に
幸福
(
しあわせ
)
ですよ。」
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
静粛(しずか)の例文をもっと
(2作品)
見る
しとやか
(逆引き)
お延の彼に対する平生の
素振
(
そぶり
)
から推して見ると、この類測に
満更
(
まんざら
)
な無理はなかった。彼は不用意の際に、突然としてしかも
静粛
(
しとやか
)
に自分を驚ろかしに
這入
(
はい
)
って来るお延の笑顔さえ想像した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
静粛(しとやか)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しん
(逆引き)
敷石のぱっと
明
(
あかる
)
い、
静粛
(
しん
)
としながら
幽
(
かすか
)
なように、
三味線
(
さみせん
)
の
音
(
ね
)
が、チラチラ水の上を流れて聞える、一軒
大構
(
おおがまえ
)
の料理店の前を通って、三つ四つ軒燈籠の影に送られ、御神燈の灯に迎えられつつ
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
静粛(しん)の例文をもっと
(1作品)
見る
じっ
(逆引き)
能登守は
静粛
(
じっ
)
として聞いていたけれども、座中にはもう聞くに堪えない者が多くなって、雲行きが穏かでないのを、太田筑前守が、この時になってようやく調停がましき口を利き出しました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
静粛(じっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぢつ
(逆引き)
一刻も早く解決したいとあせつて車の上で
静粛
(
ぢつ
)
として居るのが堪へ切れぬ様になつた。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
静粛(ぢつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひつそり
(逆引き)
「おい、何だつて、そんなに
静粛
(
ひつそり
)
してるんだい。僕は
先刻
(
さつき
)
から君がやつて来るのを見てたんぢやないか。すると今
地面
(
ぢべた
)
に
這
(
は
)
ひ
屈
(
かゞ
)
んだね。君を撃つと言やしまいし、僕はバヴアリヤ生れだよ。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
静粛(ひつそり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“静粛”の意味
《名詞》
静粛(せいしゅく)
畏まり静かにすること。
運転などが静かで大きな音が立たないこと。
(出典:Wiktionary)
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
粛
常用漢字
中学
部首:⾀
11画
“静”で始まる語句
静
静寂
静謐
静止
静々
静岡
静脈
静坐
静御前
静心
検索の候補
粛静
“静粛”のふりがなが多い著者
モーリス・ルブラン
賀川豊彦
下村湖人
三上於菟吉
国木田独歩
中里介山
高浜虚子
夏目漱石
吉川英治
薄田泣菫