静粛じっ)” の例文
旧字:靜肅
能登守は静粛じっとして聞いていたけれども、座中にはもう聞くに堪えない者が多くなって、雲行きが穏かでないのを、太田筑前守が、この時になってようやく調停がましき口を利き出しました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)