野ばらのばら
大きな国と、それよりはすこし小さな国とが隣り合っていました。当座、その二つの国の間には、なにごとも起こらず平和でありました。 ここは都から遠い、国境であります。そこには両方の国から、ただ一人ずつの兵隊が派遣されて、国境を定めた石碑を守ってい …
作品に特徴的な語句
かお うえ たたか おそ むら れつ はじ さだ てき 最初さいしょ ばなし あた 今日きょう 利益りえき 国境こっきょう そと はじ まも ひだり たび つよ あたら ほう ひま あゆ けむり 老人ろうじん くる へん ひら あいだ とな おと あたま 一人ひとり 一月ひとつき 一株ひとかぶ 両方りょうほう あらそ 二人ふたり ひと 人々ひとびと 人影ひとかげ なか おれ 元気げんき 兵士へいし 兵隊へいたい ふゆ 出世しゅっせ まえ きた みなみ くち みぎ 味方みかた うた 問題もんだい こま くに こえ ゆめ おお 天気てんき 太陽たいよう まご さむ 将棋しょうぎ ちい 小鳥ことり 少佐しょうさ 居眠いねむ やま 岩間いわま かえ 平和へいわ とし 当座とうざ かげ こころ こころよ おも こい