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じっと
ふりがな文庫
“じっと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
静止
58.3%
凝乎
8.3%
不動
8.3%
凝然
8.3%
静坐
8.3%
静息
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静止
(逆引き)
私は正則の方を
廃
(
よ
)
してから、
暫
(
しばら
)
く、約一年
許
(
ばか
)
りも
麹町
(
こうじまち
)
の二松学舎に通って、漢学許り専門に習っていたが、英語の必要——英語を修めなければ
静止
(
じっと
)
していられぬという必要が、日一日と迫って来た。
私の経過した学生時代
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じっと(静止)の例文をもっと
(7作品)
見る
凝乎
(逆引き)
其の部屋は茶ノ間と覚しく
凝乎
(
じっと
)
耳を澄ますと鉄瓶の沸る音がジィンジィンと聞え、部屋には最初の男を加えて三四人は居るものと想像され
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
それから約二十分の間、私は曙館の塀に身を潜めて妻と其の相手の現われるのを
凝乎
(
じっと
)
待って居たのであります。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
じっと(凝乎)の例文をもっと
(1作品)
見る
不動
(逆引き)
あまりのことに旦那様は物も
仰
(
おっしゃ
)
らず、身動きもなさらず、唯もう御二人を後から眺めて、
不動
(
じっと
)
其処へ棒立のまま——丁度、
釘着
(
くぎづけ
)
にして了った人のように御成なさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
じっと(不動)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
凝然
(逆引き)
凝然
(
じっと
)
黙って居た二人は、同じ様に肩を顫わせてしくしくと
哭
(
な
)
き始めたのであります……。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
じっと(凝然)の例文をもっと
(1作品)
見る
静坐
(逆引き)
用があって
兜町
(
かぶとちょう
)
の
紅葉屋
(
もみじや
)
へ行く。株式仲買店である。午前十時頃、店は
掻
(
か
)
き廻されるような騒ぎで、そこらに群がる
男女
(
なんにょ
)
の店員は一分間も
静坐
(
じっと
)
してはいられない。
一日一筆
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
じっと(静坐)の例文をもっと
(1作品)
見る
静息
(逆引き)
勇しい御気象にわたらせられるのですから、もう
静息
(
じっと
)
していらせられることの出来ないという御有様。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
じっと(静息)の例文をもっと
(1作品)
見る
“じっと”の意味
《副詞》
動かずにいるさま。
耐え忍ぶさま。我慢するさま。
ものをよく見るさま。注視するさま。
ものをよく考えるさま。
(やや古風)力を込めるさま。ぎゅっと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
じっ
じつ
じいっ
ぢつ
じつと
ふどう
ゐすわり
じいつ
ぎょうせん
ぎょうぜん