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じいっ
ふりがな文庫
“じいっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
凝然
66.7%
凝乎
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凝然
(逆引き)
つまり、羚羊と同じに、運動神経が痲痺して動けなくなったまでの事で、その眼は
凝然
(
じいっ
)
と、怖ろしい殺人模様を眺めていたんだ
夢殿殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そのグローマン風に分けた長い銀色をした
頭髪
(
かみのけ
)
の下には、狂暴な光に燃えて紅い
煨
(
おき
)
を
凝然
(
じいっ
)
と
瞶
(
みつ
)
めている二つの眼があった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「さよう、生き残った三人の渡り鳥のことですわ」そう吐き捨てるように云って、鎮子は
凝然
(
じいっ
)
と法水の顔を正視した。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし、フラフラ歩んで来て座に着くと、彼女は昂奮を鎮めるかのように両眼を閉じ、
双
(
もろ
)
の腕で胸を固く締めつけていて、しばらく
凝然
(
じいっ
)
と動かなかった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
じいっ(凝然)の例文をもっと
(2作品)
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凝乎
(逆引き)
私の意志に従ってみんなの恐怖をなだめ説得してくれることとばっかり考えていたのであったが、驚いたことには、この土人頭のビスカの私を
凝乎
(
じいっ
)
と
瞶
(
みつ
)
めている
皺
(
しわ
)
だらけの落ち
窪
(
くぼ
)
んだ眼も
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
じいっ(凝乎)の例文をもっと
(1作品)
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