“紅葉屋”の読み方と例文
読み方割合
もみじや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用があって兜町かぶとちょう紅葉屋もみじやへ行く。株式仲買店である。午前十時頃、店はき廻されるような騒ぎで、そこらに群がる男女なんにょの店員は一分間も静坐じっとしてはいられない。
一日一筆 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
新吉さんと、おや新吉さんというので思い出したが、見た訳だよ私がね櫓下に下地子したじっこに成って紅葉屋もみじやに居る時分、の人は本石町の松田とか桝田とか云う貸本屋のうちに奉公して居て
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)