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 明けくれば 国のかためを 身もあらに 瞑想おもひこらしつ 天皇すめらぎの まさきせと おみなべて 和ぐ日をや 民なべて らふ時を
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
かれ出雲いづもに到りまして、大神おほかみを拜みへて、還り上ります時に、の河一八の中に黒樔くろすの橋一九を作り、假宮を仕へまつりて、さしめき。
仰げよ萬世一系の皇統、巍々ぎぎたる皇謨くわうぼは無限にす。ああ、八かう肇國てうこく青雲せいうんは頭上にある。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
そして我ら「日本民族」は、相協同一致して、皇室を宗家と仰ぎ奉り、その家長とす天皇を元首と奉戴して、終始国利民福の増進を希望するの外、また他意あることを知らぬのである。
「島の宮うへの池なる放ち鳥荒びな行きそ君さずとも」(巻二・一七二)、「御立みたちせし島をも家と住む鳥も荒びなゆきそ年かはるまで」(同・一八〇)など、内容は類似しているけれども
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
かみこそせれ、古御達ふるごだち
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
さにづらふ 君が御言みことと 玉梓たまづさの 使も來ねば 思ひやむ わが身一つぞ ちはやぶる 神にもなおほせ 卜部うらべせ 龜もな燒きそ こほしくに いたきわが身ぞ いちじろく 身にしみとほり むらぎもの 心くだけて 死なむ命 俄かになりぬ いまさらに 君か
伊勢物語など (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
天平勝宝元年大仏殿において群臣に賜つた勅語にも、「食国をすくに天下あめのしたをば撫で賜ひめぐび賜ふとなも、神ながらおもほす」とある。
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
その上にせまつりて、百取の机代つくゑしろの物を具へて、御饗みあへして、その女豐玉とよたま毘賣にはせまつりき。
かけまくもかしこけれども、我が皇室の御先祖とす天孫瓊々杵尊ににぎのみことが、この国に降臨し給いし際には、我が群島国は、決して無人の地ではなかった。そこには既に多くの先住民族が棲息していた。
朝に夜に、茶のけむりほのぼのと立てて、在りむかす、これの老樂おいらく
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ここに熊曾建くまそたける兄弟二人、その孃子を見でて、おのが中にせて、盛にうたげつ。
朝に夜に、茶のけむりほのぼのと立てて、在りむかす、これの老楽おいらく
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
相ともに宗家の家長とす天皇を、元首と奉戴しているものである。
最敬禮して眼がしらあつくなりにけりすがすがしとも若やかに
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
最敬礼して眼がしらあつくなりにけりすがすがしとも若やかに
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
れましてたぐひなくす此の皇子みこの我が大皇子ぞただち日嗣の宮
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
れましてたぐひなくす此の皇子みこの我が大皇子ぞただち日嗣の宮
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
目のひて幽かにしし仏像みすがたに日なか風ありてさやりつつありき
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
よくしきあてに墨磨りからやうのをたしなみとしよを楽しみと
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
岩のにことりともこの音せぬは人さぬらしすさぶ夜の潮
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春といへば菓子などめして犬じもの我のしけり渇くものから
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
観世音像千手の指のことごとにまなこしにきみかがやかに
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
うち見にはひさご枕に仮寝してただにとろほろと人ぞしたる
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
常高く何かすとは仰げどもはろばろしかも空のあなたは
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
老いらくの父に向へばいつかしき昔のたけさ今はさなくに
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みひかりや、かつかさね、代々よよしましぬ。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みひかりや、かつかさね、代々よよしましぬ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
足一つあがり、雲のす。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
足一つあがり、雲のす。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
代々よよしき、日向ひむかすでに。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
何かします、やま
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
独神ひとりがみしにけり。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
鉄塔のうへにししを。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)