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籰
ふりがな文庫
“籰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わく
66.7%
ワク
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わく
(逆引き)
此を要するに、切籠の
籰
(
わく
)
は髯籠の目を表し、垂れた紙は其髯の符号化したものである。地方によつては魂送りの節、三昧まで切籠共々精霊を誘ひ出で、此を墓前に掛けて帰る風もある。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
来る糸を
籰
(
わく
)
に巻き
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
籰(わく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ワク
(逆引き)
やはり
籰
(
ワク
)
の穴に榊の枝幾本となく、門松などの様に挿してあるのが、所謂山の移り出た様で、
坐
(
ソヾロ
)
に故郷の昔の祭りが懐しく思ひ出された。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
小さい物では、大阪で祭りの提灯を立てる四つ脚の
籰
(
ワク
)
なども、地を掘つて柱を建てぬのは、即昔の神座の面影を遺すものではあるまいかと思ふ。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
籰(ワク)の例文をもっと
(1作品)
見る
籰
部首:⽵
26画
“籰”を含む語句
小籰
竹籰
籰棚
“籰”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
折口信夫