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籰
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ワク
ふりがな文庫
“
籰
(
ワク
)” の例文
やはり
籰
(
ワク
)
の穴に榊の枝幾本となく、門松などの様に挿してあるのが、所謂山の移り出た様で、
坐
(
ソヾロ
)
に故郷の昔の祭りが懐しく思ひ出された。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
小さい物では、大阪で祭りの提灯を立てる四つ脚の
籰
(
ワク
)
なども、地を掘つて柱を建てぬのは、即昔の神座の面影を遺すものではあるまいかと思ふ。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
まづ方一間高さ一間ばかりの木の
籰
(
ワク
)
を縦横に貫いて
緯棒
(
ヌキボウ
)
を組み、
経棒
(
タテボウ
)
は此
籰
(
ワク
)
の真中に上下に開いた穴に貫いて建てる。柱の長さは普通の電信柱の二倍もあらう。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
籰
部首:⽵
26画
“籰”を含む語句
小籰
竹籰
籰棚