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坐
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そゞ
ふりがな文庫
“
坐
(
そゞ
)” の例文
而も詩趣
饒
(
ゆた
)
かにして、
坐
(
そゞ
)
ろにペラスゴイ、キュクロプスの城址を忍ばしむる堅牢の石壁は、かの纖弱の律に歌はれ、往々俗謠に傾ける當代傳奇の宮殿を摧かむとすなり。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
登り/\て足下を見れば半刻ほど前に登り来りし道、蜿々として足下に横たはれり。飴色の半月低く崖下に懸れるを見れば、
来
(
こ
)
し
方
(
かた
)
、
行末
(
ゆくすゑ
)
の事なぞ
坐
(
そゞ
)
ろに思ひ出でられつ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
世にもかゝる自然の風景もあることかと
坐
(
そゞ
)
ろに心を動かしたのであるが、渓橋を渡り、
山嶺
(
さんれい
)
をめぐり、進めば進むほど、行けば行くだけ、自然の大景は
丁度
(
ちやうど
)
尽きざる絵巻物を広げるが如く
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
蒙
(
かうむ
)
り越前守
感涙
(
かんるゐ
)
肝
(
きも
)
に
銘
(
めい
)
じ有難く
坐
(
そゞ
)
ろに勇み居たりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“坐”を含む語句
跪坐
坐睡
居坐
御坐
正坐
胡坐
対坐
連坐
静坐
大湯坐
打坐
湯坐
對坐
大胡坐
端坐
趺坐
坐蒲団
安坐
兀坐
横坐
...