“長椅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ソフア33.3%
ヂノワ33.3%
ヂワノ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫人は輕げなる寢衣(ねまき)を着て、素絹の長椅(ソフア)の上に横はりたりしが、我が入るを見て半ば身を起し、左手(ゆんで)もて被(ひ)を身に纏ひ、右手を我にさし伸べたり。
その面は恰も我方へ眞向(まむき)になりたるが、われはそのまがふ方なきベルナルドオなることを認め得たり。渠(かれ)は隣なる亭に歩み入り、長椅(ヂノワ)に身を投げ掛けて、微かに口笛を鳴し居たり。
おん身の才、おん身の藝は、いかなる頑(かたくな)なる人の心をも挫(くじ)きつべし。斯く云ひつゝ、夫人は我を引きて、其長椅(ヂワノ)の縁に坐(こしか)けさせ、さて詞を繼ぎて云ふやう。猶改めておん身に語るべき事こそあれ。