“ソフア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安樂椅子50.0%
長椅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロチィスターさんはサロンつて云ふ綺麗なお部屋の安樂椅子ソフアの上におやすみになつたのよ。あたしとソフィイは別の處に小さい寢臺ベッドがありましたの。
寢臺の枕もと近くの、臺座クッションゆたかな安樂椅子ソフアも、足臺を前に、寢臺とおなじほど白々ときはだつてゐて、私には、それが、蒼ざめた玉座ぎよくざのやうに思はれた。
リード夫人は、爐邊の安樂椅子ソフアもたれながら、子供たち(この時は、喧嘩もしてゐなければ、泣いてもゐなかつた)を身邊まはりに置いて、全く幸福さうだつた。
夫人は輕げなる寢衣ねまきを着て、素絹の長椅ソフアの上に横はりたりしが、我が入るを見て半ば身を起し、左手ゆんでもてを身に纏ひ、右手を我にさし伸べたり。
アヌンチヤタは必ず我詩を拾ひしならん。今は彼少女家に歸りて半ば衣を脱ぎ、絹の長椅ソフアの上に坐し、手もておとがひを支へて、ひとり我詩を讀むならん。